今年、ホワイトクリスマスになる可能性が1番高いのは北海道、次いで東北日本海側・北陸と、冬に定番の予報パターンとなりました。

やや注目すべきは、関東・東海・近畿。「可能性は低い」ながらも、ゼロではありません。

これは、クリスマスイブに、冬に太平洋側に雪をもたらす“南岸低気圧”や、関東に想定外の雪をもたらす“忍者雲”の可能性も一部で示唆されているためです。一方で、寒気はそれほど強くないため、仮に降水があったとしても雨寄りとなり、太平洋側ほど「ゼロではない」「ほぼない」予想となっています。


※ホワイトクリスマス予報の算出方法：
この予報は、ヨーロッパの気象機関が予報した51通りのシミュレーション結果を元に、ウェザーニュースが独自に再計算を行いました。その結果を解析し、12月24日の雪の降りやすさを算出したものです。

では、実際にここ最近でホワイトクリスマスとなった日はどれくらいあったのでしょうか？

2003年〜2017年までの15年間にホワイトクリスマス（12月24日に雪が降った）となった割合をみてみると、やはり北日本や日本海側で雪の確率が高くなっています。

一方、東京・名古屋・大阪など太平洋側は、軒並み0%。もしも、今年雪が降ったら、非常に珍しいことなのです。