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北海道 明日16日(土)まで猛吹雪に警戒 ホワイトアウトのおそれも

2019/11/15 15:39 ウェザーニュース

今日15日(金)の北海道上空1500m付近には-12℃以下という真冬並みの寒気が流れ込み、日本海側や山沿いのエリアを中心に本降りの雪となっています。
さらに、北海道の北で低気圧が発達していて等圧線の間隔が狭く、非常に強い西風が吹き荒れています。

明日16日(土)まで暴風雪に警戒

札幌市手稲区より(15日9時過ぎの様子)
今日15日(金)早朝にえりも岬や宗谷岬では30m/sを超える最大瞬間風速が観測されました。11時現在でも道北や沿岸部を中心に平均でも15m/s前後の風が吹き荒れています。

そのため、屋外では見通しがまったくきかないホワイトアウトになるおそれもあるため猛吹雪や吹き溜まりによる交通障害などに警戒が必要です。

風の強い状態は明日16日(土)頃まで続く予想です。危険を感じるような暴風が吹き荒れている間は不要な外出を控えるようにしてください。

また、水分を多く含んだ湿った雪を伴っているので、雪が樹木や電線に付着し、停電の引き金になることもあります。停電時に寒さ対策として温まることができる手段も確認しておいてください。

>>このあとの雪や風の予想

雨雪の強まりにも注意

雨雪の強さ 15日(金)15時
日本海には前線を伴った低気圧があり、発達しながら津軽海峡付近を通過したあと、北海道の東へ抜けていく予想です。低気圧が東に進むのに伴い、道東へも雨や雪の範囲が広がります。雨や雪の降り方が強まるおそれもあるため、路面状況の悪化にご注意ください。

>>雨雲・雪雲レーダー

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)シロイルカさん