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週間天気 冬将軍襲来で来週も北日本は暴風雪に警戒

2019/11/15 05:01 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・北日本は週末にかけて大雪
・来週は全国的に雨でスタート
・強い寒気が再来 暴風雪に警戒

この先の1週間は高気圧と低気圧が交互に通過して、西日本や東日本の太平洋側では周期的に天気が変わります。

北日本は、19日(火)頃を中心に再び強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に暴風や大雪のおそれがあります。

北日本は週末にかけて大雪

積雪の予想
強い寒気が流れ込んでいる影響で、16日(土)頃にかけて、北海道の日本海側では断続的に雪が降り、内陸部を中心に大雪となる見込みです。

17日(日)朝までに予想される積雪は、旭川市などを含む内陸部の広い範囲で30cmを超え、山沿いでは50cmを上回るおそれがあります。札幌市内でも5cmを超える雪が積もり、今季初めての本格的な積雪になる予想です。車での移動は冬用タイヤが欠かせず、除雪の時間も確保する必要があります。

また、東北北部の平地や本州の山沿いでも雪が積もる見込みです。シーズン最初のまとまった雪ですので、除雪作業や車の運転は慎重に行ってください。吹雪による視界不良や吹き溜まりにも注意が必要です。

来週は全国的に雨でスタート

予想天気図 18日(月)9時
週末は一旦全国的に晴れるものの、週明けの18日(月)頃は低気圧・前線の接近で全国的に雨風が強まるおそれがあります。

南から暖かい空気が流れ込むため全国的に気温は高めで、北海道でも雪ではなく雨となる予想です。雪が積もっているところでは、足元の状態が悪化する可能性があるのでご注意ください。

強い寒気が再来 大雪に注意

上空1500m付近の寒気予想 19日(火)9時
前線が通過したあと、19日(火)頃をピークに、北海道上空には−9℃以下の寒気が流れ込みます。週末の寒気に比べるとやや弱いものの、北海道を中心に再びまとまった雪になります。また、風も強まり暴風雪となるおそれがあるので警戒が必要です。

内陸部では週末の雪が溶ける前に新たな雪が積もり、根雪になる可能性があります。旭川の長期積雪(根雪)初日は11月22日が平年。一足飛びに冬本番が始まりそうです。