低気圧が15日(金)にかけて北海道の北で猛発達するおそれがあり、全国的に風が非常に強まるとともに、低気圧通過後は強い寒気が南下する予想です。

北日本の日本海側では暴風や大雪に警戒をしてください。特に北海道の日本海側では猛吹雪となるおそれもあります。

16日(土)朝までの積雪の予想は、北海道の内陸部で30cm前後に達し、山沿いでは所により50cmを超える見込みです。札幌市の中心部でも5cm以上の積雪が予想されます。

また、東北北部も雪になり、青森や秋田は初雪がいきなり積もりそうです。

まだタイヤ交換をしていない場合は冬タイヤの準備を早めに行ってください。

その後、来週19日(火)頃をピークに、北海道上空には−9℃以下の寒気が流れ込みます。一度目の寒気に比べると少し弱いものの、北海道を中心にまとまった雪が降る見込みです。

内陸部では週末の雪が溶ける前に新たな雪が積もり、根雪になる可能性があります。旭川の長期積雪（根雪）初日は11月22日が平年。一足飛びに冬本番が始まりそうです。

西日本や東日本の太平洋側は、周期的に天気が変わります。

18日(月)は低気圧・前線の接近で全国的に雨風が強まるおそれがありますが、その他の日は高気圧に覆われて晴れる日が多くなります。

また、晴れる日は空気が冷たく乾燥しやすくなるので、手洗いうがいなどで風邪やインフルエンザ対策をしっかりと行なってください。

西日本や東日本の平野部でも木々が色づきはじめています。この先は冷え込む日が多くなるため、今週末にはさらに色づきが進み、見頃の名所も段々と増えそうです。

一方で、東北南部や東日本の山間部では見頃が終盤になっているので、紅葉狩りは早めがおすすめです。
＞＞紅葉スポット情報