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台風26号(カルマエギ)発生 日本への影響なし

2019/11/13 10:30 ウェザーニュース

13日(水)9時にフィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風26号(カルマエギ)になりました。
このあとも西寄りに進み、週末頃にフィリピンのルソン島に接近する予想で、日本列島への影響はない見込みです。

▼台風26号 11月13日(水)9時
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西 15 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s
>>ウェザーニュース 台風情報

今年の11月 4つ目の台風

平年の台風発生数
台風26号は11月に入ってから4つ目に発生した台風です。平年11月の台風発生数は平均2.3個のため、平年よりやや多い発生数になります。11月に台風が4個発生するのは2007年以来、12年ぶりのことです。

この時期に発生する台風は、上空の風の流れや日本付近の海面水温が下がるため、通常は日本に近づくことは少なくなりますが、過去には11月に台風が日本へ上陸した事例もあるため、まだしばらくは発生する台風の動向に注意が必要です。

台風25号も日本への大きな影響なし

▼台風25号 11月13日(水)9時
 存在地域   南鳥島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 30 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s

南鳥島近海にある台風25号(フンシェン)は、今後発達しながらしばらく西に進んだあと、15日(金)頃に小笠原近海でUターンするように向きを変えて東へと進む見込みで、本州への影響はない見込みです。

ただ、小笠原諸島近海では波が高くなる可能性があるので注意が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風25号の名前「フンシェン(Fengshen)」は中国が提案した名称で、「風神」を意味する中国語が由来です。
台風26号の名前「カルマエギ(Kalmaegi)」は北朝鮮が提案した名称で、「かもめ」を意味するものです。