しかし、上空5500m付近では−20℃以下の強い寒気を伴った気圧の谷が通過中で、大気の状態が不安定になっています。昼前後には近畿や東海で雷が鳴ったり、ひょうが降ったりした所がありました。

気圧の谷の伴い、不安定なエリアも東進。関東や東北では今夜にかけて落雷や突風、短時間強雨やひょうの可能性があり、天気急変に注意が必要です。

東京都心周辺でも、一時的に雷を伴った強い雨が降る恐れがあります。一度に降る時間は30分程度と短い見込みですが、空が急に暗くなったり雷の音が聞こえたら、安全な屋内に移動するなど、対策を行うようにしてください。
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なお、気圧の谷の通過後は一時的に冬型の気圧配置となって、関東地方では北寄りの風がやや強く吹く予想です。東京地方で木枯らし一号の発表があるかもしれません。