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来週後半に冬の嵐か 低気圧が急発達するおそれ

2019/11/09 14:40 ウェザーニュース

この先の一週間は周期的に天気が変化し、11日(月)頃や14日(木)頃に低気圧や前線が接近する予想です。

このうち、週後半の14日(木)から15日(金)にかけては、北海道の北で低気圧が急発達するおそれがあり、強い寒気が南下するため冬の嵐となるおそれがあります。特に北日本の日本海側で、暴風や雪に警戒が必要です。

低気圧が発達 暴風に警戒

予想天気図
14日(木)は日本海から近づく低気圧が発達しながら北海道の北へ進み、寒冷前線が日本列島を通過する予想です。

翌15日(金)にかけて等圧線の間隔が狭くなることから読み取れるとおり低気圧はさらに発達し、等圧線に添う向きに非常に強い風の吹くおそれがあります。

これにより、前線の通過後は今季一番の強い寒気が日本付近に南下する予想です。

北日本や西日本に寒気が南下

上空約1500mの寒気の予想
15日(金)9時には、降水があれば平地で雪となる目安の「上空約1500mで−6℃の寒気」が、東北北部や山陰沖にまで南下する予想です。

このため、北海道では大雪となるおそれがあるほか、この冬まだ雪の降っていない東北北部では市街地でも雪が降る予想で、西日本の山でも雪が降る可能性があります。

早めのタイヤ交換を

ウェザーニュース調べ
東北北部では峠道などは積雪が予想され、日本海側の市街地でも一部で雪が積もる可能性があります。

ウェザーニュースの行ったユーザーアンケートの結果、東北6県のユーザーのうち11月7日(木)時点でタイヤ交換を済ませた方はわずか22%たらずでした。まだ冬用タイヤに交換をしていない人はこの週末のうちに準備をしておくことをおすすめします。

また山陰では、現時点では今回の荒天で市街地で雪が降る可能性は高くないとみていますが、こちらも早めに雪への対策を進めたほうが良さそうです。


低気圧の進路や発達の程度次第で暴風や雪の影響が変わりますので、随時最新の気象情報を確認するようにしてください。
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