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「晴れの特異日」文化の日 東京は5年ぶりに雲優勢

2019/11/03 14:05 ウェザーニュース

今日3日(日)は文化の日。晴れる日が多い「晴れの特異日」と言われています。

東京は去年まで4年連続で晴れて、日照時間は7時間を上回りました。ただ、今年は雲の間から時々日が差す程度で、日照時間は14時の段階で0.8時間しかありません。5年ぶりの雲優勢の文化の日です。

西日本の各地も雲が多めで、こちらは大きく天気が崩れた2013年以来、6年ぶりのすっきりしない文化の日となりました。

文化の日よりも晴れやすい日は?

気象庁がまとめている日別の天気出現率で、11月3日の東京の晴天率は70.0%です。数字の上では確かに高いのですが、同じ11月の祝日である、23日・勤労感謝の日は83.3%と上回っています。(統計期間1981年~2010年)

こうした新たな特異日候補を探してみるのも面白いかもしれません。

特異日とは?

特異日とは、毎年、同じ日に同じような天気現象が起きやすい日といわれています。晴れの特異日や雨の特異日、寒さの特異日、台風来襲の特異日などがあります。

気象学的な原因ははっきりしませんが、このような特異日の存在は日本だけではなく、世界でも古くから経験的に知られています。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
numaさん