12時間以内に台風発生見込み
日本本土への影響なし
2019/11/02 23:51 ウェザーニュース
11月2日(土)21時現在、日本からおよそ3000km南東のマーシャル諸島で熱帯低気圧が発達中です。気象庁は、この熱帯低気圧は今後12時間以内に南鳥島近海で台風に発達する見込みと予想しています。
▼熱帯低気圧 11月2日(日)21時
存在地域 マーシャル諸島
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北西 20 km/h
中心気圧 1002 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
進路を東へ変える予想
世界各国の機関が計算した熱帯低気圧進路のシミュレーション結果
この熱帯低気圧はしばらくは北西に進んだあと、進路を北東に変える予想です。
民間人の住んでいない南鳥島の近くを通る可能性がありますが、小笠原諸島の父島方面や日本本土へ近づく可能性は低く、この熱帯低気圧による影響はない見込みです。
今年の11月 1つ目の台風
平年の台風発生数
台風23号は11月に入ってから1つ目に発生した台風です。平年では11月に2.3個の台風が発生しますので、発生することは珍しいことではありません。
23号が日本に接近する可能性は極めて低いものの、過去には11月に台風が日本に上陸した事例もあるため、まだしばらくは台風の動向に注目が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風23号の名前「ハーロン(Halong)」はベトナムが提案した名称で、ベトナム北部にある美しい湾の地名が由来です。