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稚内で初雪を観測 ことし全国で初めて

2019/11/03 00:07 ウェザーニュース

今日11月2日(土)20時すぎ、北海道稚内市で「みぞれ」が降り、稚内地方気象台は今冬の初雪が観測されたと発表しました。平年より11日遅く、昨季より12日早い観測でした。

気象台から初雪の観測が発表されるのはこの冬になって全国で初めてです。
雨雪レーダー
稚内地方気象台によると、20時10分頃から20時30分頃に「みぞれ」を観測し、初雪の発表となったとのことです。

気象庁の定義では、「みぞれ」とは雨まじりに降る雪、解けかかって降る雪のことをさします。

初雪の観測も今後は自動化へ

初雪の観測は、現在は気象台の職員が目視で観測を行っていますが、来年の2月以降は多くの気象官署等で測器による自動観測に切り替えられる予定です。既に関東甲信地方の気象台では、東京を除き今年2月から自動観測による記録に切り替えられています。

自動観測では連続的な観測が可能となることから、初雪の記録は早くなる傾向といわれています。平年値もこれに合わせて修正される予定です。
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