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本州は夏日でも北海道では雪降る寒さに

2019/11/01 14:59 ウェザーニュース

11月スタートの今日1日(金)は、西日本から東日本で25℃前後まで上がって季節が逆戻りしたような暖かさになっている一方、札幌市郊外では雪が降っていて、南北の気温の差が大きくなっています。

札幌市郊外などでチラチラ雪

札幌など道央と道南とを結ぶ幹線道路となっている中山峠ではチラチラと雪が降っていて、風も強く吹いています。
北海道でも10月は記録的な暖かさとなり、各地で初雪が平年より大幅に遅れています。

平年では10月下旬になると初雪の便りが届くようになり、札幌でも平年の初雪日は10月28日となっていますが、今シーズンは初雪を観測した地点はまだありません。さらに初冠雪も、稚内から見た利尻山、旭川から見た旭岳、網走から見た斜里岳で雪化粧して初冠雪が観測されたものの、札幌郊外の手稲山などではまだ雪がありません。

この先は平地でも雪の可能性

ただし、この先1週間は北日本の上空に寒気が流れ込みやすくなって、山沿いでは雪の降りやすい日が多くなってきそうです。

特に強い寒気が入ってくる3日(日)文化の日や6日(水)は平地でも雪が降る可能性があり、初雪の便りが届くかもしれません。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ウォーリーさん