おうし座流星群が出現
11月上旬から中旬ごろ、おうし座「南」流星群・おうし座「北」流星群の活動が極大を迎えます。はっきりとした極大のない流星群ですが、「南群」は6日(水)頃、「北群」は13日(水)頃が極大とみられています。
出現数は、2つの群を合計しても1時間あたり最大で10個ほどの小規模な流星群です。4日(月)が上弦、12日(火)が満月で月明かりの影響が大きくなります。ただ、火球の割合が高いため、明るい流星を目にできるかもしれません。
防寒の準備を念入りにして、空を見上げてみてください。
出現数は、2つの群を合計しても1時間あたり最大で10個ほどの小規模な流星群です。4日(月)が上弦、12日(火)が満月で月明かりの影響が大きくなります。ただ、火球の割合が高いため、明るい流星を目にできるかもしれません。
防寒の準備を念入りにして、空を見上げてみてください。
しし座流星群が出現
18日(月)、しし座流星群の活動が極大を迎えます。予測極大時刻は14時と日中のため、18日(月)の未明から明け方と、19日(火)の未明から明け方が見頃となります。
近年の活動は低調で、さらに今年は下弦前の月が夜空を照らすため、流れ星はほとんど見えないかもしれません。見えたらラッキーです。気楽に流星を探してみてください。
近年の活動は低調で、さらに今年は下弦前の月が夜空を照らすため、流れ星はほとんど見えないかもしれません。見えたらラッキーです。気楽に流星を探してみてください。
細い月と木星が接近
28日(木)の夕方、南西の低空で月齢2の細い月と木星が接近し、その左には金星も並んで見ることができます。また、左上のやや離れたところには土星も見えます。
日の入り30分後の高度が約10度と低いので、あらかじめ見晴らしの良い場所を見つけておくと観測しやすくなります。
12月になると木星は夕方には沈むようになるため、今回が月と木星の接近を楽しむチャンスです。
日の入り30分後の高度が約10度と低いので、あらかじめ見晴らしの良い場所を見つけておくと観測しやすくなります。
12月になると木星は夕方には沈むようになるため、今回が月と木星の接近を楽しむチャンスです。
細い月と金星が接近
29日(金)の夕方から宵に、南西の低空で月齢3の細い月と金星が並んで見えます。地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさです。
金星の右下には木星、月の左上には土星も見え、にぎやかな夕景となります。
日の入り30分後の高度が約10度と低いため、あらかじめ見晴らしの良い場所を見つけておくと良さそうです。
次回の月と金星の接近は12月29日(日)です。
金星の右下には木星、月の左上には土星も見え、にぎやかな夕景となります。
日の入り30分後の高度が約10度と低いため、あらかじめ見晴らしの良い場所を見つけておくと良さそうです。
次回の月と金星の接近は12月29日(日)です。
11月の満月はビーバームーン
11月は12日(火)22時34分に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説からビーバーと名づけられたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説からビーバーと名づけられたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
参考資料など
『天文年鑑(2019)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/