1.タンクに残っていたシーズン越しの灯油は使わない!
昨シーズンに石油ファンヒーターを片づけるとき、カートリッジタンクに残った灯油はどうしていましたか?
「もし昨シーズンの灯油がタンクに残っていたら、使わないでください。機器の底に残っていた灯油はスポイトなどで吸い取ることも忘れずに。
灯油は“特別管理産業廃棄物”で、取り扱いや処分には規制があります。自分で勝手に処分せず、灯油を買ったガソリンスタンドや灯油配達業者などに処分してもらいましょう」と、日本ガス石油機器工業会は呼びかけています。
ポリ容器に入れたまま長期間放置した灯油や、紫外線を浴びたり空気に触れた灯油は劣化して不良灯油(変質灯油・不純灯油)になっている可能性があります。
色が薄黄色に変色し、すっぱい臭いがしていたら変質灯油、水やゴミなどが混入していれば不純灯油で、これらを暖房機器に使うと、不完全燃焼や異常燃焼、故障の原因にもなって危険です。変色などが確認できなくても不良灯油になっている場合もあるので、シーズン越しの灯油は使用せず、正常で安全な灯油を使いましょう。
「もし昨シーズンの灯油がタンクに残っていたら、使わないでください。機器の底に残っていた灯油はスポイトなどで吸い取ることも忘れずに。
灯油は“特別管理産業廃棄物”で、取り扱いや処分には規制があります。自分で勝手に処分せず、灯油を買ったガソリンスタンドや灯油配達業者などに処分してもらいましょう」と、日本ガス石油機器工業会は呼びかけています。
ポリ容器に入れたまま長期間放置した灯油や、紫外線を浴びたり空気に触れた灯油は劣化して不良灯油(変質灯油・不純灯油)になっている可能性があります。
色が薄黄色に変色し、すっぱい臭いがしていたら変質灯油、水やゴミなどが混入していれば不純灯油で、これらを暖房機器に使うと、不完全燃焼や異常燃焼、故障の原因にもなって危険です。変色などが確認できなくても不良灯油になっている場合もあるので、シーズン越しの灯油は使用せず、正常で安全な灯油を使いましょう。
2.給油口の口金やコンセントをチェック
「灯油をカートリッジタンクに入れたら、キャップを確実に締め、タンクの口金から灯油が漏れていないかを確認してください。また、発火防止のためにコンセントのプラグにホコリがたまっていないかもチェックしてください」(日本ガス石油機器工業会)
3.空気取入口を清掃
石油ファンヒーターは、室内の空気を取り入れて灯油を燃焼させ、暖めた空気を対流ファンで送り出す仕組みになっています。
石油ファンヒーターの背面にある空気取入口のフィルターにホコリがたまっていると、空気を十分に取り込めず、温風量が減ったり、運転が止まったりします。
空気取入口フィルターに付着したゴミやホコリは掃除機等で取り除きましょう。
石油ファンヒーターの背面にある空気取入口のフィルターにホコリがたまっていると、空気を十分に取り込めず、温風量が減ったり、運転が止まったりします。
空気取入口フィルターに付着したゴミやホコリは掃除機等で取り除きましょう。
4.油受けの給油フィルターの汚れを落とす
つい見落としがちなのが、カートリッジタンクの灯油を受ける油受けです。
油受けのフィルターに水やゴミがたまると、給油表示が正常に作動しなくなることがあるので、フィルターを取り出して布などで拭き、ゴミを取り除いてください。この作業は1シーズンに1回は必要です。
油受けのフィルターに水やゴミがたまると、給油表示が正常に作動しなくなることがあるので、フィルターを取り出して布などで拭き、ゴミを取り除いてください。この作業は1シーズンに1回は必要です。
5.最大能力に見合った部屋で使用を
経済産業省の「家庭の省エネ徹底ガイド」では、石油ファンヒーターを使用する場合の室温の適正温度は20℃を目安にしています。 石油ファンヒーターの側面などには、その機器の使用注意書きと共に最大能力が「kW」で示されているので、確認しましょう。 日本ガス石油機器工業会が暖房の目安をまとめていますので、能力に適した部屋の広さで効率よく使いましょう。
長い間使っている機器は経年劣化により品質が低下し、故障したり、事故発生につながるおそれがあります。
日本ガス石油機器工業会は、「機器の寿命は10年を目安にお考えください。10年以上たっていたら、点検を受けるか、買い替えを検討してください」と話しています。
>>今週の冷え込みは?この先の気温を確認
長い間使っている機器は経年劣化により品質が低下し、故障したり、事故発生につながるおそれがあります。
日本ガス石油機器工業会は、「機器の寿命は10年を目安にお考えください。10年以上たっていたら、点検を受けるか、買い替えを検討してください」と話しています。
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