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紅葉前線南下中 三連休は土曜日がベスト

2019/10/31 10:19 ウェザーニュース

岩手県の紅葉の様子(10月30日(水)撮影)

今日30日(水)は全国的によく晴れていて、青空に赤く色づいた葉がよく映えています。

10月は全国的に気温が高く記録的な暖かさになっていて、紅葉前線の南下は例年より遅めとなっていますが、紅葉が見頃となっているエリアは山から里へ、北から南へと徐々に下がって来ました。

北海道はこの三連休がラストチャンス

北海道北広島市の紅葉(10月30日(水)撮影)
北海道では冬の足音がしていて、この三連休が紅葉を見るにはラストチャンスになりそうです。

東北や東日本でも、紅葉前線は標高の高いところからだんだんと下りて来ていて、今は蔵王、日光や草津周辺、富士スバルラインなどで見頃となっています。この週末の三連休も紅葉が楽しめそうです。

西日本は、大山や石鎚山、雲仙など標高の高いところで見頃となってきました。

各地の三連休の天気は?

今週土曜日からの三連休は、2日(土)は北海道の日本海側で雲が広がりやすいほかは、晴れる所が多くなりそうです。
3日(日)は全国的に雲の多い天気となり、関東では一時雨が降る予想です。また、寒気の影響を受ける北海道もスッキリしない空模様で、山沿いを中心に雪や雨が降って、寒くなりそうです。4日(月・振替休日)は多少晴れ間が出るものの、西日本や東日本を中心に雲が多めとなる予想です。

三連休は、2日(土)が一番のお出かけ日和で、3日(日)と4日(月・振替休日)も天気の大きな崩れはなく、まずまずのお出かけ日和となる所が多くなります。

気温は平年より高めとはいえ、紅葉が色づいているのは冷え込んでいることの証と言えます。紅葉を見に行く方は暖かくしてお出かけください。また、3日(日)や4日(月・振替休日)にお出かけを予定している方は、念のため折りたたみ傘など雨具を準備しておくと安心です。

西、東日本の多くの名所では平年並の見頃予想

長野県 高山村八滝の紅葉の様子(10月30日(水)撮影)
11月も全国的に平年よりも気温が高くなる予想ですが、周期的に晴れるため、朝晩の放射冷却で葉の色付きに必要な冷え込みが期待できます。このため、東日本や西日本の多くの名所では平年並の見頃を迎える予想です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
くまぱぱ さん-パトラッシュ さんアサギマダラ さん