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東京は昨日までに20日連続降水 寒候期で史上最長

2019/10/30 16:22 ウェザーニュース

今日30日(水)の東京含め関東地方は、朝のうち濃い霧で見通しが悪いところがあったものの、日が昇るとともに徐々に霧は取れて、青空が広がっています。

そんな東京ですが、実は10月10日以来20日連続で降水が観測されており、連続降水記録を更新中なんです。

雨の多い今年の10月

東京では今年10月は雨が多く降っていて、昨日29日(火)までの雨量は529.5mmと、平年の約2.7倍となっています。10月の雨量としては1875年の観測開始以来5番目に多い雨量です。

さらに弱い雨を含めると、昨日まで20日(10月10日以来)連続しており、寒候期(10月から3月まで)の連続降水日数としては、これまでの18日間(1890年10月1日〜18日)を抜いて最長の記録を更新しています。

今日は雲広がるも雨の可能性は低い

このあと、関東の東海上には弱い気圧の谷ができる見込みで、この影響で関東周辺にも雲が広がる予想です。

ただ、にわか雨はあっても外房など一部に限られ、東京での降水の可能性は低いと見られます。

なお、明日31日(木)は朝まで雲が広がりやすいものの、日中は日差しが戻って、穏やかなハロウィンとなりそうです。
>>ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ドナルドのしっぽ毛さん