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台風20号 やや発達し沖縄付近へ 前線と一体化し本州でも雨か

2019/10/19 10:42 ウェザーニュース

10月19日(土)9時現在、台風20号(ノグリー)は沖縄の南にあり若干発達しています。明日20日(日)にかけて中心付近に暴風域を伴う程度に発達し、21日(月)にかけて沖縄本島地方や大東島地方に近づく予想です。その後は温帯低気圧となって停滞前線と一体化し、22日(火)頃に本州付近でも雨を降らせる可能性があります。

▼台風20号 10月19日(土)9時
 存在地域   沖縄の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
» 最新の台風情報

沖縄では強風や高波、強雨に注意

沖縄では既に波が高まっていて、この先は徐々に風も強まります。台風周辺の湿った空気の影響で、激しい雨の降る可能性もあるため注意してください。

台風20号は移動速度が遅いため、21日(月)にかけて影響が続く可能性があります。顕著に発達していないとはいえ、油断をしないようにしてください。
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温帯低気圧となった後の動向にも注意

降水の予想
台風20号は22日(火)朝には温帯低気圧に変わる予想となっています。

ただ、その先は本州の南に停滞する前線と一体化して活動を活発化させ、22日(火)前後に西日本や東日本で雨を降らせる可能性があります。

世界各国の機関が計算したシミュレーション結果にも大きなばらつきがあり、雨の降る場所や量、ピークの期間等は変化する可能性があります。随時最新の天気予報を確認するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風20号の名前「ノグリー(Neoguri)」は、韓国が提案した名称で「たぬき」の意味です。