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深夜以降は台風19号被災地でも雨風が強まる 新たな災害に警戒

2019/10/18 18:21 ウェザーニュース

すでに三重県・尾鷲で1時間に100mmを超える猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されるなど、西日本や東日本では局地的に雨が強まっているところがあります。

雨のピークは今日18日(金)深夜から明日19日(土)にかけてで、明日は雨の中心が東日本~北日本へ移るため、台風19号の被災地では被害拡大や新たな土砂災害の発生などに警戒が必要です。

少しの雨でも災害につながるおそれ

雨の予想 19日(土)6時
台風19号の被災地では地盤が緩んでいたり、堤防がダメージを受け、復旧後も強度が万全ではない河川があります。そのため、少しの雨でも新たな災害の発生につながるおそれがあります。

雨のピークはこのあと深夜以降となりますが、すでに日が暮れて暗くなっているため、周りの状況が見えづらい中での避難は危険です。
建物の高い階や、山やがけから離れた部屋に移動するなどで、ご自身で状況に応じた判断を行い、できるだけ安全な場所でお過ごしください。
>>最新の雨雲レーダー

明日19日(土)は風も強まる

低気圧が近づくタイミングで沿岸部を中心に風も強まります。
関東では明日19日(土)の午前中を中心に、東北周辺では2つの低気圧が近づくことから長い時間、風の強い状態が続くおそれがあります。

身の安全を確かめつつ、飛ばされやすいものはできるだけ早めに固定や移動しておいてください。
>>今いるところの雨や風の予想