和歌山県で80mm超の猛烈な雨 道路冠水や河川の増水などに警戒
2019/10/18 11:29 ウェザーニュース
今日18日(金)は日本付近に前線や低気圧があり、一部では雨雲が発達しています。
明日19日(土)にかけて、日本付近は雨雲の通り道となり、道路冠水や河川の増水、土砂災害が発生するおそれがあるので警戒が必要です。
前線に近い宮崎県南部では朝から雨が強まり、日南市油津で8時15分までの1時間に74.0mmの非常に激しい雨を観測しました。8時30分までのたった3時間で168.5mmと例年10月ひと月に降る(194.9mm)大半の量がたった3時間で降るなど、10月の記録を更新しました。
すでに油津周辺はピークを越えていますが、レーダーで赤いエコーを含む活発な雨雲は宮崎県をゆっくり北へ進んでいます。
雨雲が衰弱するのは午後になる見込みです。
和歌山県潮岬で80mm超の猛烈な雨
雨雲の様子 18日(金)11時00分
特に紀伊半島の南部や三重県では、発達した雨雲が同じようなところに次々に流れ込んでいて、和歌山県潮岬では11時20分までの1時間に81.0mmの猛烈な雨を観測しました。
午後も強雨続く 道路冠水などに警戒
午後も紀伊半島を含む西日本の太平洋側や東海地方が強い雨や大雨の中心となります。
道路冠水や河川の増水、土砂災害の発生などに警戒が必要です。