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台風通過で一旦季節前進も暖秋は継続(気象庁1か月予報)

2019/10/10 15:10 ウェザーニュース

気象庁は10日(木)、10月12日から11月11日までの1か月予報を発表しました。台風の通過後は一時的に寒気が南下し、季節が前進します。ただ、長くは続かず10月下旬以降は平年より気温が高くなる見込みです。

10月下旬から再び気温は高めに

この先1か月の気温
台風19号が去った後、北日本を中心に寒気が南下し、気温が下がります。一旦、季節が前進します。その後は日本付近でジェット気流が北に蛇行する傾向が続き、1か月を平均して見ると、全国的に気温は平年よりも高い予想となっています。この先も暖秋となりそうです。

17日(木)頃からの5日間程度は気温が平年を2℃前後上回る可能性が高いとして、気象庁は全国を対象に高温に関する早期天候情報を発表しています。

関東や東海は10月中、雨の日が多い予想

この先1か月の降水量
台風19号の影響を受ける、東日本、北日本を中心に降水量が多くなります。関東や東海はその後も湿った空気の影響を受けやすく、10月の後半は雨の日が多くなる見込みです。

10月後半になると台風シーズンも終了に向かい、大雨のリスクは小さくなっていきます。

>>この先3か月間の天気傾向