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北海道 30m/s超の最大瞬間風速を観測 昼過ぎまで暴風に警戒

2019/10/09 07:56 ウェザーニュース

北海道の北を通過している低気圧の影響で、北海道を中心に北日本では昨日8日(火)夜から暴風が吹き荒れています。

今日9日(水)7時30分までに、えりも岬で34.2m/s、奥尻で32.2m/sの最大瞬間風速を観測するなど、暴風警報や波浪警報が各地に発表されています。

雨も加わり暴風雨に

北海道留萌市より(9日7時過ぎの様子)

また道央や道北では、強い風に加えて雨も降っており、横殴りで傘が役に立たない状態になっているところがあります。
外出の際には、傘よりもレインコートを着用することをおすすめします。

また大気の状態が不安定で一部では雨雲が発達していて、6時前には稚内でひょうも観測されました。

昼過ぎまでは暴風に警戒

このあとも今日の昼過ぎまでは非常に強い風に警戒が必要です。特に沿岸部では瞬間的に30m/s前後と暴風となるおそれがあります。木の枝など外に出る際は飛来物に注意してください。また、停電が発生するおそれもあるので、備蓄バッテリーを準備などもしておくとよさそうです。

夕方以降になると暴風はだんだんと収まってくるものの、海上では大しけ状態が続くので、海には近づかないようにしてください。
>>このあとの雨風の予想