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台風18号 九州北部は今日2日(水)午後から強風注意

2019/10/02 05:35 ウェザーニュース

台風18号は2日(水)3時現在、東シナ海を北に時速20kmで進んでいます。東シナ海の海水温が低いことや、大陸の近くを通過していることから、だんだんと勢力を落とし始めています。

▼台風18号 10月2日(水)3時現在
 存在地域   東シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北 20 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s

このあとは少しずつ進路を東よりに変え、3日(木)にかけて朝鮮半島に上陸する見込みです。その後は日本海に抜け、温帯低気圧へと性質が変わります。
>>最新の台風情報

九州北部 今日の午後から強風に注意

台風からはやや離れているものの、台風に向かって南から強い風が吹き込みます。今日の午後以降は九州北部など日本海沿岸部を中心に風が強まります。また、南風が吹き抜けやすい豊後水道や紀伊水道周辺なども強風に注意してください。

台風が勢力を落としてきてるからといって油断せず、飛来物などには注意し、飛ばされやすいものは片づけるようにしてください。

台風から離れていても強雨のおそれ

南から湿った空気も流れ込み、西日本や東日本で一時的に雨が降りやすくなります。特に、西日本の太平洋側や台風の進路に近い長崎県の対馬周辺などでは一時的に雨が強まり雷雨になるおそれがあるので、道路冠水や突風などに注意が必要です。

週末にかけ北日本でも強風に注意

また、台風は4日(金)3時までには温帯低気圧に変わり、北日本に接近します。低気圧に変わったとしても、北日本や日本海側をを中心に風が強まるところがあるので、注意が必要です。

沿岸部では瞬間的に20m/sを超えるおそれがありますので、油断はできません。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「ミートク(Mitag)」は、ミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語の女性の名前(「私の目」という意味)が由来です。