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台風18号 石垣島の通信障害で雨雲レーダーなどが欠測中

2019/10/01 01:07 ウェザーニュース

10月1日(火)0時現在、大型で強い台風18号(ミートク)は、沖縄県の与那国島の北を北上しています。台風は沖縄から離れつつあるものの、いまだ活発な雨雲が八重山地方にかかっています。

なお気象庁によると、30日(月)21時50分頃から石垣島地方気象台からの通信に障害が発生し、八重山地方周辺のレーダーデータ等が利用できない状況となっています。夜間は外出せず安全な場所でお過ごしください。気象レーダーは台湾の中央気象局ホームページなどが参考になります。

▼台風18号 10月1日(火)0時現在
 存在地域   与那国島の北約100km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北 30 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 55 m/s
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石垣島地方気象台で通信障害

気象庁によると、30日(月)21時50分頃から石垣島地方気象台からの通信に障害が発生しており、石垣島地方気象台の管轄するレーダーデータ等の観測データに欠落が発生しています。

石垣島地方気象台が発表する防災情報は、沖縄気象台が代行して発表しています。気象庁は、原因など詳細を調査中としています。

気象レーダーは台湾の中央気象局ホームページなどが参考になります。

先島諸島は朝にかけ猛烈な風雨に警戒

各地で風雨の強まる時間帯の予想
台風の通過中までに、石垣島などで40m/sを超える最大瞬間風速が観測されていました。現在は気象観測データも欠測となっています。外出は危険ですので、朝にかけて安全な場所でお過ごしください。

また八重山地方を中心に激しい雨が降っていて、竹富町新城島付近では1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しています。低い土地の浸水や道路冠水、河川の増水などに警戒してください。

沖縄通過後は朝鮮半島から日本海へ

沖縄を通過後は中国大陸の沿岸を北上し、徐々に勢力を弱めながら北東に進路を変え、2日(水)夜から3日(木)午前に朝鮮半島付近を通過し、その後は日本海に進んで温帯低気圧に変わる見込みです。

前回の台風17号よりも大回りに進んでいるため、九州では前回ほどの荒れた天気にはならないとみています。

ただし、西日本の日本海側では沿岸部を中心に強風や突風のおそれがあり、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、西日本では太平洋側でも局地的に強い雨が降るリスクがあります。常に最新の気象情報を確認するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「ミートク(Mitag)」は、ミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語の女性の名前(「私の目」という意味)が由来です。