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大型で強い台風18号 沖縄は暴風域を抜け、3日に日本海へ

2019/10/01 06:34 ウェザーニュース

10月1日(火)3時現在、大型で強い台風18号(ミートク)は、沖縄県の与那国島の北を北上しています。台風は沖縄から離れつつあり、暴風域からは抜けました。ただ、風が強い状態は続いています。

▼台風18号 10月1日(火)3時現在
 存在地域   与那国島の北約200km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北 30 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 55 m/s
>>最新の台風情報

沖縄通過後は朝鮮半島から日本海へ

沖縄を通過後は中国大陸の沿岸を北上し、徐々に勢力を弱めながら北東に進路を変え、2日(水)夜から3日(木)午前に朝鮮半島付近を通過。その後は日本海に進んで温帯低気圧に変わる見込みです。

前回の台風17号よりも大回りに進んでいるため、前回ほどの荒れた天気にはなりませんが、九州や山陰などでは台風が最も近づく3日(木)頃を中心に風の強まりに注意が必要です。

また、台風に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、西日本では太平洋側でも強い雨が降るおそれがあります。最新の気象情報を確認するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風18号の名前「ミートク(Mitag)」は、ミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語の女性の名前(「私の目」という意味)が由来です。