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台風18号 進路は17号より大回り 九州や本州への影響はやや軽減か

2019/09/29 14:38 ウェザーニュース

9月29日(日)9時現在、台風18号(ミートク)は暴風域を伴ってフィリピンの東を進んでいます。

この台風は、先週沖縄や西日本に荒天をもたらした台風17号の経路とよく似たカーブを描いて日本付近を進む予想となっていますが、17号の進路よりはやや大回りの進路が予想されています。

※予報円の大きさは、進路のとりうる幅を示しているのであって、台風の大きさを示しているわけではありません。

沖縄には17号よりも発達して接近へ

台風18号 予想進路(沖縄拡大)
台風18号は、明日9月30日(月)から10月1日(火)頃にかけて沖縄県の先島諸島を通過するため、暴風や高波、大雨、高潮等に警戒が必要です。

先週の台風17号と比べて、発達した状態で接近することが予想されています。八重山地方などでは瞬間的に50m/sを超えるような猛烈な風が吹くおそれがあります。

前回は進路の西側だった先島諸島への影響は限定的でしたが、今回は油断をせずに万全の対策をするようにしてください。
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進路は先週の17号より大回りか

台風の進路を左右する「太平洋高気圧」の勢力
台風18号は17号と同様に、沖縄を通過後は東シナ海で進路を北東に変える予想となっています。

ただ、先週と比べて今週は太平洋高気圧に覆われる範囲が西へ拡大していることで、台風はそれに押される形で大回りの進路をとる可能性が高くなっています。

このため、九州北部に接近した台風17号よりは北西側に膨らんで、九州からやや離れた朝鮮半島付近を通って日本海へ進む可能性が高くなっています。

また、台風の強風域の大きさも台風17号より小さく、台風17号のような全国的に荒れた天気となるパターンではないと言えそうです。

とはいえ、九州や本州の日本海側で一時的に風や雨が強まる可能性があります。沿岸の地域などでは瞬間的に25m/sを超えるような風が吹くことが想定されますので、随時最新の気象情報を確認するようにしてください。
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