フィリピンの東にある熱帯低気圧は、今後12時間以内に台風に発達する予想です。次に台風が発生すると、台風18号となります。

この熱帯低気圧は、9月30日(月)から10月2日(火)頃にかけて沖縄付近を通過し、東シナ海で進路を北東に変えて西日本へ近づく可能性があります。大荒れとなるおそれがあるため対策を進めてください。

先週の台風17号と似た進路を通る可能性があるものの、勢力や大きさに違いがあるため油断は出来ません。随時最新の気象情報を確認するようにしてください。

この先一週間は、台風に発達すると予想されている熱帯低気圧や秋雨前線の影響で、曇りや雨の天気となる所が多い予想です。

特にこの低気圧の近づく週中頃以降は、西日本以外でも荒れた天気となるおそれがあり、進路次第では大荒れとなる可能性もあります。

台風15号によ大きな被害を受けた千葉県でも、補修用のブルーシートが飛ばされたり雨漏りが発生することなどが懸念され、復旧作業に支障をきたすことも考えられます。危険な状況では屋根に登ったりせず、対策は早めに進めてください。

台風に発達すると予想されている熱帯低気圧の通過中にかけては気温は高くなる予想です。九州などでは30℃以上の真夏日となる所もある予想ですので、10月とはいえ暑さに警戒が必要です。

一方、この低気圧の通過後は北日本に強い寒気が南下します。北海道の内陸では最低気温が0℃未満の冬日となるところもある予想です。北国の10月では珍しいことではありませんが、峠道を走行される方などは冬用装備の携行などもお忘れなく。