進路の鍵を握る高気圧の勢力

台風の進路に影響を及ぼすのは太平洋高気圧です。台風17号が南西諸島を通過した9月21日と、10月1日の予想を比べると、今回の方が西への張り出しがわずかに強い程度で、非常に似通っています。このため、進路も似ているという訳です。
ただ、台風の発達次第では高気圧の勢力にも影響を及ぼすため、進路の東西への変化が出る可能性があり、最新情報の確認が必要です。
ただ、台風の発達次第では高気圧の勢力にも影響を及ぼすため、進路の東西への変化が出る可能性があり、最新情報の確認が必要です。
17号よりも発達した状態で接近か

一方で勢力に関しては17号と違いが出るかもしれません。その鍵を握るのは発生位置。17号は沖縄の南海上で発生し、早いタイミングで九州に近づきました。18号の発生が予想される位置は17号よりも1000km近く南東側で、この1000kmを進む間に発達すると見られます。
同じような進路でも、より強い勢力で近づくおそれがあり、この点では注意が必要です。
同じような進路でも、より強い勢力で近づくおそれがあり、この点では注意が必要です。
参考資料など
NICT-情報通信研究機構 ひまわり8号リアルタイムWeb