変温動物と恒温動物
生物は、変温動物と恒温動物の2種類に分けることができます。冬眠するのは主に外気温が下がると一緒に体温が下がってしまう変温動物。
恒温動物でも餌が不足する冬は体温を維持することが困難になるため、冬眠するものもいます。
恒温動物でも餌が不足する冬は体温を維持することが困難になるため、冬眠するものもいます。
それぞれの冬の過ごし方
変温動物〜カメ編〜
普段、カメは肺呼吸で多くの酸素を取り入れています。しかし、水陸両生のカメは冬になると水の中で越冬するものも。
では、冬眠中の呼吸はどうするかというと…水をとりこんで、水中の酸素を吸収するのです。
もちろん、通常時の呼吸と比べたら得られる酸素は微量ですが、冬眠中はエネルギーをあまり使わない状態になっているので、わずかな酸素でも生きていけるのです。
では、冬眠中の呼吸はどうするかというと…水をとりこんで、水中の酸素を吸収するのです。
もちろん、通常時の呼吸と比べたら得られる酸素は微量ですが、冬眠中はエネルギーをあまり使わない状態になっているので、わずかな酸素でも生きていけるのです。
恒温動物〜ヤマネ・シマリス編〜
ヤマネやシマリスなどは、食料の乏しい冬に備え、巣の中に食料を蓄えたり、体重の30~40%にあたる脂肪を体に蓄積します。
体温は外気温よりやや高い温度に保ち、変温動物と同じく、冬眠中は代謝レベルや呼吸数・心拍数を減らして静かに春を待ちます。
体温は外気温よりやや高い温度に保ち、変温動物と同じく、冬眠中は代謝レベルや呼吸数・心拍数を減らして静かに春を待ちます。
土の中が選ばれる理由
厳しい冬の間、土の中で過ごす生物が多いですが、地中はそんなに暖かいのでしょうか?
外気温は、1日の中で10℃以上も変化します。しかし、その変化は土の中に直に伝わるわけではなく、地面からゆっくりと時間をかけて伝わっていきます。そのため、土の中の温度は変わりにくく、深さ10cmのところでは、変わったとしても1日の間に3℃程度。地下30cm地点では1℃程度となります。
土の中が特別暖かいというよりは、ほぼ一定の温度に保たれており、冬眠中の体に負担がかかりにくいようです。
外気温は、1日の中で10℃以上も変化します。しかし、その変化は土の中に直に伝わるわけではなく、地面からゆっくりと時間をかけて伝わっていきます。そのため、土の中の温度は変わりにくく、深さ10cmのところでは、変わったとしても1日の間に3℃程度。地下30cm地点では1℃程度となります。
土の中が特別暖かいというよりは、ほぼ一定の温度に保たれており、冬眠中の体に負担がかかりにくいようです。
参考資料など
【参照・参考元】
北大自然保護研究会「哺乳類の冬眠」http://www.interq.or.jp/jupiter/forest/report/4/report4.htm
名古屋市千種区の動物病院_けい動物医療センター「カメ」http://kamc1999.com/animal_info/turtle.html
日本自然保護協会「【配布資料】カメの暮らしをのぞいてみよう」http://www.nacsj.or.jp/archive/2013/06/1215/
株式会社テックジャム「NETdeCHECK 簡易温度計測サービス 計測事例集 Vol.4 畑の土の中の温度を測ってみよう!!」https://www.tech-jam.com/temp/sp/netdecheck/tsuchi/
北大自然保護研究会「哺乳類の冬眠」http://www.interq.or.jp/jupiter/forest/report/4/report4.htm
名古屋市千種区の動物病院_けい動物医療センター「カメ」http://kamc1999.com/animal_info/turtle.html
日本自然保護協会「【配布資料】カメの暮らしをのぞいてみよう」http://www.nacsj.or.jp/archive/2013/06/1215/
株式会社テックジャム「NETdeCHECK 簡易温度計測サービス 計測事例集 Vol.4 畑の土の中の温度を測ってみよう!!」https://www.tech-jam.com/temp/sp/netdecheck/tsuchi/