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猛暑日21地点、真夏日499地点 今日は暑さのちゲリラ豪雨・雷雨に注意

2019/09/11 16:11 ウェザーニュース

今日は前線の南側にあたる太平洋側を中心に暖かな空気が流れ込み、日差しの後押しを受けて、太平洋側を中心に暑さが続いています。

岡山は史上最遅の猛暑日

特に東海から西では猛烈な暑さ。15時までの記録で、多治見や名古屋など21地点が猛暑日、真夏日は499地点となっています。

15時までの最高気温ランキング
 多治見 36.4℃
 高 松 35.8℃
 名古屋 35.4℃
 岐 阜 35.0℃
 岡 山 35.0℃(最遅)
 奈 良 35.3℃
 和歌山 35.3℃
 江川崎 35.5℃(最遅タイ)
 揖斐川 35.1℃ 

岡山は観測史上最も遅い猛暑日で、9月中旬以降の猛暑日は統計史上初のことです。

また、暑さで有名な高知県の江川崎は、2010年の最も遅い記録に並びました。

東京は昨日まで2日続いた猛暑日が打ち止めとなっていますが、それでも日中は30℃を超える時間が長く、さらに湿気がたっぷりで、体力を消耗する蒸し暑さとなっています。

台風15号の影響で停電や断水が続くエリアでは、冷房や水分補給がままならなず、普段以上に暑さが危険に直結します。少しでも涼をとれる環境に身を置いてお過ごしください。

今日はゲリラ豪雨・雷雨に注意が必要

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なお、こうした暑さや湿った空気の影響で、大気の状態は今日も不安定になっていて、広く西・東日本でゲリラ豪雨の可能性があります。

突然の雨でクールダウンも見込める一方、短い時間に道路が冠水するほどの激しい降り方をする恐れがあります。

黒い雲を見かけたり、急に冷たい風を感じたり、また雷鳴が近づいてきたりするなどの前兆があったら、建物内などに避難するようにしてください。

関東などは蒸し暑さ軽減へ

明日も名古屋や岐阜など一部エリアでは最高気温は35℃の予想となっており、最も遅い猛暑日の記録に並ぶ可能性があります。

しかし、今日に比べると猛暑となるエリアは限定的で、関東や西日本は蒸し暑さが軽減される見込みです。

また、明後日からの数日間は、高気圧の中心が北に偏ることで関東付近に海風が入りやすく、東京でも30℃を下回る日が続きそうです。
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