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停電時、身近なもので明かりを確保する3つの方法

2019/09/10 14:20 ウェザーニュース

台風15号の影響で、今日10日(火)12時時点で60万軒以上の停電が続いています。

そこで、停電時に家を明るくするために役立つ裏ワザを警視庁災害対策課がまとめているので紹介します。

(1)ペットボトルで簡単ランタン

写真:警視庁
「懐中電灯を一工夫してランタンに替えることができます。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけ。光が乱反射して周りを照らすことができます。懐中電灯が小さい場合はコップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です」(警視庁災害対策課)

(2)ツナ缶でランプ

写真:警視庁
「ツナ缶の油を利用したランプです。缶に穴を開け、芯を差し込みます。芯には綿のひも等が良いそうですが、コーヒーのフィルタをこよりにして作ったところ、2時間位もちました。もちろん中身も食べました(油が減ってヘルシーかも)」(警視庁災害対策課)

(3)サラダ油で簡易ランプ

写真:警視庁
「耐熱ガラスのコップにサラダ油を入れ、キッチンペーパーで着火する紐を作り、アルミホイルで固定します。1時間使用しても油の量はほとんど減らず、火の勢いも衰えませんでした。火は何度でもつけられます。火から離れる際は必ず消して下さい」(警視庁災害対策課)

世耕弘成経済産業相からは、今日10日(火)中に少なくとも約33万軒の停電が解消されるとの見通しが発表されたものの、全ての停電が解消されるのにはもう少し時間がかかりそうです。

停電による不便を少しでも解消するために、身の回りにあるものを活用するなどして対策しましょう。

参考資料など

警視庁災害対策課より
写真:ウェザーリポート by ほっすぃーさん