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台風15号 東京など首都圏 記録的な暴風で停電被害相次ぐおそれ

2019/09/08 13:21 ウェザーニュース

強い台風15号は13時には、八丈島の南南西約110kmにあって、北西に時速30kmで進んでいます。中心付近の最大風速は40m/sで暴風域を伴ったまま、今夜日付が変わる頃に伊豆半島から関東地方に上陸する見込みです。
今回の台風はコンパクトなことが特徴です。
そのため、昼間は比較的天気が穏やかでも、台風が接近すると天気が一変。突然、雨風が強まり、荒れた天気になるので油断禁物です。

昨年には台風による暴風で停電被害も

昨年10月1日 暴風で散乱した植木鉢(千葉県我孫子市)
昨年9月30日から10月1日にかけて本州に上陸した台風24号も、関東地方に暴風をもたらしました。

そのときには、東京都心で最大瞬間風速39.3m/sを観測。広範囲で停電の被害が発生しました。

今夜には外出危険な暴風に

8日(日)9時~9日(月)18時 風の強さのイメージ(上空1500m付近)

今回の台風15号も同レベル、またはそれ以上の影響をもたらすおそれがあります。
今夜は遅い時間ほど外出危険レベルの風が吹き荒れ、雨も強まります。早めに帰宅をして夜間の外出は極力控えてください。
昼間のうちに飛ばされやすいものは屋内に避難させる、停電に備えて電源や電灯を用意しておくなどの備えをしておくと安心です。

また、雨戸がある方はしっかりと閉めて、雨戸のない家では念のため窓から離れた場所で、就寝するようにしてください。