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大阪で35℃超を記録 台風の影響で季節外れの猛暑に

2019/09/06 15:36 ウェザーニュース

今日6日(金)の本州付近は、上空に暖かな空気が流れ込んでいる中、日差しが加わり、厳しい暑さがぶり返しています。

特に日本海側では、南風が乾いた熱風となり山を吹き下ろすフェーン現象が効いて気温の上がり方が顕著です。

鳥取県の境は12時30分前に35℃、大阪は13時30分過ぎに35℃に達し、ともに9月に猛暑日となったのは2010年以来9年ぶりです。

このあとも増える可能性があり、全国の猛暑日地点数は先月18日(56地点)以来の多さとなります。

猛暑は台風の間接的な影響

明日7日(金)も、日本海側を中心に最高気温が35度以上の猛暑日が続出する可能性があります。

これには、宮古島など先島諸島で猛威をふるった台風13号や今後本州を直撃する恐れがある台風15号が間接的に影響しています。

明日にかけても、日本海にある前線に向かって日本列島には暖かく湿った空気が南から入りやすい気圧配置が続きます。

2日連続で9月の猛暑日は観測史上初めて、という地点も出てきそうです。

季節外れの猛暑で体調を崩さないようお気をつけください。