facebook line twitter mail

進路パターン別 台風15号の影響予測

2019/09/06 15:05 ウェザーニュース

現在、日本のはるか南にある台風15号は、今後は日本に向かって北上する予想です。

影響する地域や度合いは、台風の中心が通過する位置によって大きく変化します。今回想定されている3つのパターン別に詳しく解説します。

黄コース)内回りで関東の東を通過

本州への影響は最も小さいが、 関東山沿いで雨に注意

関東西部にむかって、台風からの湿った空気が流れ込み続けるため、山沿いや静岡の伊豆半島で大雨の危険性が高くなります。
また、湿った空気が入る東京都心を含む関東平野部や静岡でも一時的な激しい雨に注意が必要です。

<道路冠水>
 関東(市街地含む)、静岡

<土砂災害>
 関東西部山沿い、伊豆半島

<交通機関>
千葉の外房を走る鉄道に、影響が出る可能性があります。

関東平野部では天気が悪くない地域でも、山での大雨で河川水位が急増する可能性があります。川の中州に取り残されるなどの危険もあります。山や川でのアウトドアを予定している場合は、最新情報にご注意ください。

赤コース)静岡上陸→関東北部を通過

静岡を中心とした東海地方に影響

関東西部にむかって台風から湿った空気が流れ込み続けるため、山沿いや静岡の伊豆半島では大雨の危険性が高くなります。
また、湿った空気が入る関東平野部や静岡でも一時的な激しい雨に注意が必要です。

<道路冠水>
 関東(市街地含む)、静岡

<土砂災害>
 関東北部と西部山沿い、伊豆半島

<交通機関>
 関東地方は台風本体のコースから離れていても、東京湾で南西強風が強まるパターンです。
 関東南部の沿岸を走る鉄道に影響が出たり、沿岸を走る高速道路などにも影響が出る可能性があります。

関東平野部では天気が悪くない地域でも、山での大雨で河川水位が急増する可能性があります。川の中州に取り残されるなどの危険もあります。山や川でのアウトドアを予定している場合は、最新情報にご注意ください。

青コース)外回りで紀伊半島に上陸

東海から和歌山にも影響が拡大

台風が本州に接近するまでは、湿った空気が流れ込み続ける三重南部、和歌山南部で大雨の可能性が高くなります。また、湿った空気が入る東海地方の平野部でも一時的な激しい雨に注意が必要です。

台風が伊勢湾まで北上してくる頃には南よりの風が静岡や愛知、岐阜の東濃地方に強く流れ込むため、岐阜の美濃地方の山沿い、静岡と愛知の山沿いで激しい雨になる見込みです。短時間で猛烈に降ると、河川の増水、氾濫、土砂災害などの危険性があります。

台風が本州上空を通過する場合は、湿った南東風が東北太平洋側の沿岸に吹き付けます。これらの地域では強い雨による道路冠水などに注意が必要です。

<河川氾濫や土砂災害>
 三重南部、和歌山南部

<土砂災害>
岐阜の美濃地方、静岡と愛知の山沿い

<道路冠水>
 宮城、福島、岩手の太平洋側、愛知、岐阜、静岡、三重北中部



今回の台風はコンパクトなため、いずれの進路を辿った場合も、台風が近づくと急に雨風が強まるおそれがあります。
引き続き、スマートフォンアプリなどでこまめに最新情報をご確認ください。
>>最新の台風情報

>>アプリ「ウェザーニュースタッチ」ダウンロードはこちらから