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台風13号 東シナ海を北上 沖縄は大雨にも警戒

2019/09/06 05:39 ウェザーニュース

非常に強い台風13号(レンレン)は、6日(金)5時には、東シナ海を北上しています。南西諸島はほとんどのところが風速25m/s以上の暴風域を抜けたとみられます。

▼台風13号 9月6日(金)5時推定
 存在地域   久米島の西北西約190km
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     北 20 km/h
 中心気圧   940 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 65 m/s
>>ウェザーニュース 台風情報

このあとは少しずつ速度を上げながら北上を続け、7日(土)にかけて朝鮮半島付近に達する見込みです。
台風に向かって南東から湿った空気が吹き込む影響で、沖縄本島や九州、四国の太平洋側は断続的に強い雨の降るおそれがあります。

沖縄では大雨のおそれ

台風13号はだんだんと北上し、南西諸島から離れつつあるものの、まだ風の強い状態が続いています。今日いっぱいは注意が必要です。

また、台風の東側から南側には大きく雨雲が広がっていて、沖縄本島や奄美などでは、明日にかけて断続的に激しい雨となるおそれがあります。土砂災害や低地の浸水等に警戒してください。

九州や四国でも強雨に注意

7日(土)には、台風13号は朝鮮半島付近に達する見込みです。

台風13号に向かって吹き込む湿った風の影響で、台風の進路から離れた九州や四国の太平洋側で断続的に強い雨の降るおそれがあります。油断をしないようにしてください。

また、台風が北上する東シナ海沿岸は大しけとなり、西日本の太平洋側でも強い南よりの風が吹き込む影響で波が高くなる見込みです。高波にも十分な注意が必要です

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「レンレン(Lingling)」は、香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。