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台風13号 宮古島を通過し北上 明日は九州も強雨のおそれ

2019/09/05 16:05 ウェザーニュース

非常に強い勢力の台風13号は5日(木)昼過ぎに宮古島付近を通過しました。

▼台風13号 9月5日(木)16時推定
 存在地域   宮古島付近
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     北 15 km/h
 中心気圧   940 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 65 m/s
>>ウェザーニュース 台風情報

最大瞬間風速 宮古島で50m/s超

最大瞬間風速は宮古島で13年ぶりに50m/sを超える59.6m/s、宮古空港で61.2m/s、下地で58.1m/sを観測しています。3日(火)降り始めから5日(木)15時までの雨量は宮古島で203.0mmに達しました。

台風は宮古島など先島諸島から離れつつあるものの、すでに吹き返しの風が強まっており、動きが遅いため少なくとも今日いっぱいは暴風雨に見舞われそうです。

また、台風の東側から南側には大きく雨雲が広がっていて、中心から少し離れている沖縄本島や奄美などでも雨の強まることがあります。

九州でも強風高波、強雨のおそれ

台風13号 予想進路
明日6日(金)以降は少しずつ速度を上げながら北上を続け、7日(土)にかけて朝鮮半島付近に達する見込みです。台風に向かって南東から湿った空気が吹き込む影響で、九州や四国の太平洋側は断続的に強い雨の降るおそれがあります。
雨雲の予想 6日19時
さらに台風周辺の活発な雨雲の帯、「アウターバンド」がかかる五島列島などでも雨が強まりそうです。台風の中心から離れた所で強い雨の降るおそれがありますので、油断をしないようにしてください。

台風が北上する東シナ海沿岸は大しけに見舞われ、西日本の太平洋側でも強い南よりの風が吹き込む影響で波が高くなる見込みです。雨や風に加え、高波にも十分な注意が必要です

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「レンレン(Lingling)」は、香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。