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秋雨前線の南北で気温差大 大阪は32℃、東京は24℃

2019/09/04 11:49 ウェザーニュース

秋雨前線が日本付近に停滞していて、前線の南側には夏の空気が残っている一方、前線の北側は秋の空気に覆われていて、地域ごとの気温差が大きくなっています。

10時30分までに観測された最高気温は、大阪では32.0℃と既に真夏日となっていますが、東京では24.0℃と過ごしやすい気温となっています。

最低気温 沖縄では28℃、北海道では5℃

今朝の沖縄と北海道
沖縄では9月に入っても最低気温が25度以上の所が多く、今朝の最低気温で最も高かったのは那覇市の安次嶺(あしみね)と大東島地方の北大東で、いずれも28.3℃ありました。沖縄には台風が接近するなど熱帯の空気が入ってきているため、真夏のような気温になっています。

一方、最低気温が一番低かったのは北海道の十勝地方にあるぬかびら源泉郷で5.4℃、これは9月下旬並みの気温です。上空には冷たい空気が入っていて、さらに晴れていたために放射冷却で、この夏以降、富士山を除いて全国で一番低い気温になりました。

南北の気温の差は実に23℃近く、日本列島が南北に長いことを実感します。

この先もしばらく沖縄や西日本、東日本では真夏日の所が続出して残暑が厳しい日が多く、また北海道でも気温が平年より高くなって、暑さを感じる日がありそうです。
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