東・西日本では平年並〜やや遅い見頃に
葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色付く時期が早くなり、高いと遅くなります。
今月は全国的に残暑が続き、北・東日本の標高の高い山では見頃がやや遅れます。北海道では10月も気温が高めとなるため、平野部でも見頃がやや遅くなりそうです。
東北から九州では10月の気温は平年並で、見頃時期も平年並となる予想です。
ただ、関東や甲信、東海、近畿、中国地方では、11月の気温が平年よりも高めとなり、平野部では平年よりやや遅い見頃となりそうです。
今月は全国的に残暑が続き、北・東日本の標高の高い山では見頃がやや遅れます。北海道では10月も気温が高めとなるため、平野部でも見頃がやや遅くなりそうです。
東北から九州では10月の気温は平年並で、見頃時期も平年並となる予想です。
ただ、関東や甲信、東海、近畿、中国地方では、11月の気温が平年よりも高めとなり、平野部では平年よりやや遅い見頃となりそうです。
台風や大雨の影響は限定的
夏の天候は、葉の育ち具合や痛み具合を左右し、色付きの良さに影響を与えます。
昨年は台風21号や24号による塩害や倒木で、近畿や関東を中心に紅葉の見頃に影響が出たところがありました。
今年も8月に台風10号が広島県に上陸し、影響が懸念されました。そこで、スマホアプリ「ウェザーニュース」を通じて葉の状態を調査し、沖縄を除く全国6,984人に回答いただきました(調査期間:8月18日〜20日)。その結果、全国の90%が「影響なし」という回答で、影響があったという回答が多いところでも10%前後と、大きな影響はなさそうです。
昨年は台風21号や24号による塩害や倒木で、近畿や関東を中心に紅葉の見頃に影響が出たところがありました。
今年も8月に台風10号が広島県に上陸し、影響が懸念されました。そこで、スマホアプリ「ウェザーニュース」を通じて葉の状態を調査し、沖縄を除く全国6,984人に回答いただきました(調査期間:8月18日〜20日)。その結果、全国の90%が「影響なし」という回答で、影響があったという回答が多いところでも10%前後と、大きな影響はなさそうです。
また、先月末の九州北部を中心とした大雨の後に行った九州北部や中国地方を対象とした取材でも、木々の被害報告はありませんでした。
葉が鮮やかに色付くためには、夏の天候だけでなく、秋に適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要です。
今年の秋は、9月から11月にかけて全国的に天気が周期変化する予想です。
葉が鮮やかに色付くためには、夏の天候だけでなく、秋に適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要です。
今年の秋は、9月から11月にかけて全国的に天気が周期変化する予想です。
鮮やかな色付きに期待
葉が鮮やかに色付くために必要な日照や雨、朝晩の冷え込みが見込めるため、全国的に鮮やかな色付きが期待できそうです。
ただ、東北から九州では10月に前線の影響を受けて曇りや雨の日が多くなり、例年10月頃に見頃を迎える東北や東・西日本の山沿いでは鮮やかさが控えめとなる可能性があります。
※台風や木枯らしなど葉が強い雨風にさらされた場合は、葉が傷付いて落葉したり、色づきが悪くなったりすることがあります。
ただ、東北から九州では10月に前線の影響を受けて曇りや雨の日が多くなり、例年10月頃に見頃を迎える東北や東・西日本の山沿いでは鮮やかさが控えめとなる可能性があります。
※台風や木枯らしなど葉が強い雨風にさらされた場合は、葉が傷付いて落葉したり、色づきが悪くなったりすることがあります。