このあと、熱帯低気圧になりうる雲の塊は、西から見ていくと南シナ海にひとつ、フィリピンの南東海上にひとつ、カロリン諸島付近にひとつあります。明日1日(日)には、このうち南シナ海のものと、フィリピン付近のものが熱帯低気圧になる見込みです。
最も注目が必要なのがフィリピンの東で発生する熱帯低気圧。
現在は西に大きく張り出している太平洋高気圧が、来週にかけてやや後退すると見られ、この縁に沿って北上してくる心配があります。
最も注目が必要なのがフィリピンの東で発生する熱帯低気圧。
現在は西に大きく張り出している太平洋高気圧が、来週にかけてやや後退すると見られ、この縁に沿って北上してくる心配があります。
9月は8月に次いで台風の発生や接近、上陸数が多く、「二百十日」や「二百二十日」の言葉があるように、古くから台風に警戒している時期でもあります。9月も南の海の様子に注目です。
参考資料など
衛星雲画像(情報通信研究機構(NICT)より)