月と木星が大接近
6日(金)の夕方から宵、南から南西の空で上弦の半月と木星が大接近して見えます。
月と木星の間隔は時間の経過とともに大きくなっていきます。月は欠け際のクレーターを、木星はガリレオ衛星や表面の縞模様を観察してみるのがおすすめです。
月と木星の次回の接近は10月3日(木)です。
月と木星の間隔は時間の経過とともに大きくなっていきます。月は欠け際のクレーターを、木星はガリレオ衛星や表面の縞模様を観察してみるのがおすすめです。
月と木星の次回の接近は10月3日(木)です。
月と土星が大接近
8日(日)の夕方から深夜、南から南西の空で上弦過ぎの月と土星が大接近して見えます。
月と土星の間隔は時間の経過とともに小さくなっていき、深夜22時ごろには約1度(満月2個分)まで近づくので見ごたえがあります。
土星は観察シーズンの後半に入っており、日付が変わるころには沈むので、観察は早い時間のうちにしておく必要があります。次回の接近は10月5日(土)です。
月と土星の間隔は時間の経過とともに小さくなっていき、深夜22時ごろには約1度(満月2個分)まで近づくので見ごたえがあります。
土星は観察シーズンの後半に入っており、日付が変わるころには沈むので、観察は早い時間のうちにしておく必要があります。次回の接近は10月5日(土)です。
中秋の名月
旧暦の8月15日は十五夜。この日の月は「中秋の名月」として知られており、お月見をする習慣があります。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
今年の中秋の名月の日は9月13日(金)です。満月の前日ですが、肉眼ではほぼ丸く見えます。天体望遠鏡で大きく拡大してみると、左側がやや欠けているのがわかります。晴れていれば、美しい中秋の名月を眺めてみてはいかがでしょうか。
旧暦九月十三日にお月見をする「後の月(十三夜)」は10月11日(金)です。
今年の中秋の名月の日は9月13日(金)です。満月の前日ですが、肉眼ではほぼ丸く見えます。天体望遠鏡で大きく拡大してみると、左側がやや欠けているのがわかります。晴れていれば、美しい中秋の名月を眺めてみてはいかがでしょうか。
旧暦九月十三日にお月見をする「後の月(十三夜)」は10月11日(金)です。
9月の満月はハーベストムーン
今月の満月は9月14日(土)13時33分頃に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。9月は、農産物を収穫する秋にちなんで、この時期に見える満月をハーベストムーン(収穫月)と呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。9月は、農産物を収穫する秋にちなんで、この時期に見える満月をハーベストムーン(収穫月)と呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
参考資料など
『天文年鑑(2019)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/