週末にかけて秋雨前線が本州の日本海側に停滞し、活動が活発になります。

西から非常に湿った空気が次々に流れ込むため、西日本を中心に大雨が予想されています。

特に今夜から28日(水)にかけてが雨のピークになりそうです。

多いところでは500mmを超え、過去の雨量の記録を上回るような大雨になるおそれがあります。

大規模な土砂災害や河川の増水、氾濫など災害発生に厳重な警戒が必要です。

上空に暖かな空気が入りやすいため、いったん落ち着いた暑さが再びぶり返しそうです。

特に29日(木)から30日(金)にかけては日差しが出やすく、その分気温も上昇。東京は30日(金)の最高気温が33℃の予想となっています。

ここまで気温が上がれば、8月18日(日)の35.2℃以来で久々の厳しい暑さです。

前線の南側に入るため湿度は高く、気温以上に蒸し暑さが増してきます。

ここ数日のように朝晩の過ごしやすさはなく、早い時間から暑さを感じるようになりそうです。

8月最後のぶり返す暑さにご注意ください。

フィリピンの東にある熱帯低気圧が台風12号になる可能性があります。

日本列島への直接の影響はありませんが、間接的に秋雨前線の活動を強める可能性があり、今後の動向に注意が必要です。