facebook line twitter mail

北陸で200mm超の大雨 午後は発達した雨雲が関東北部に

2019/08/22 10:50 ウェザーニュース

今日22日(木)も日本付近に停滞する秋雨前線の活動が活発になっています。

新潟県の糸魚川では、8時34分までの1時間に統計開始以来2番目の強さとなる64.0mmを観測。10時までの48時間雨量は平年の8月1か月分を上回る208.0mmに達しました。

大雨により北陸新幹線は一時、運転を見合わせました。また、同じ新潟県の能生でも185.5mm、長岡で102.0mmと48時間の雨量が100mmを超えているところが増えています。
>>最新の雨雲レーダー

土砂災害に警戒を

発表されている警報・注意報など(22日10時20分現在)
強い雨が続いていることで地盤が緩んでおり、10時20分現在、新潟県や石川県、福井県の一部に土砂災害警戒情報が発表されています。

急な斜面などには近づかないようにしてください。
>>現在発表されている注意報・警報など

午後は関東北部で激しい雨に注意

このあと、北陸地方の雨は小康状態となりますが、活発な雨雲が東に進んで、群馬県や栃木県など関東北部に移動する見込みです。

局地的に1時間に30~50mmの激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水などに注意が必要です。

今夜以降は再び北陸で強い雨のおそれ

また、今夜以降は日本海に広がる雨雲が再び北陸地方に流れ込んで、雨の強まるところがありそうです。

明日23日(金)にかけては、北陸以外にも北日本の各地や東海、九州、四国など広いエリアで強い雨となりますので、前線による雨の動向に要注意です。
>>今いるところの天気・気温