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秋雨前線でスッキリしない1週間、熱帯低気圧の動きにも注意

2019/08/20 14:49 ウェザーニュース

今日20日(火)は、本州に停滞する前線や、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、全国的に不安定な天気になっています。

この先もしばらく日本付近に前線が停滞するため、曇りや雨の日が多くなりそうです。

週末以降 秋雨前線による強雨に注意

この前線は秋雨前線で、夏の太平洋高気圧と北から張り出すオホーツク海高気圧の2つの高気圧に挟まれて発生していて、季節を分ける雲の帯と言えます。

秋雨前線は週の中ごろにかけて日本海側に停滞、週末以降はやや南に下がって太平洋側に停滞する見込みで、前線の周辺では強い雨に注意が必要です。

スッキリしない天気の日が多くなるので、日差しが出たら洗濯物の外干しや部屋の空気の入れ替えなど、日差しを有効活用してください。

週末以降、前線の北側に当たる日本海側では空気がカラッとして、秋の気配を感じられるかもしれません。

週末以降 熱帯低気圧による大雨に注意

さらに、日本の南の海上では雲がまとまりつつあって、朝9時の天気図でフィリピンの東の海上に熱帯低気圧が解析されました。

この台風の卵と言える熱帯低気圧が今後どの程度発達しどのようなコースを進むのか、現段階では予測が難しいですが、直撃しなかったとしても熱帯育ちの暖かく非常に湿った空気が流れ込む影響です。

週末以降、沖縄や西日本で強雨や大雨のおそれがあります。

熱帯低気圧の発達度合いや動きは、最新の情報を確認するようにしてください。