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いつまで続く? 台風10号による鉄道や道路への影響

2019/08/15 17:20 ウェザーニュース

台風10号は、15日(木)15時頃に広島県呉市付近に上陸し、そのまま北上を続けています。

台風の東側のエリアを中心に雨や風が強まっていて、西日本では交通に大きな影響が出ています。

ウェザーニュース交通気象センターによる鉄道や高速道路の今後の見通しをお伝えします。

<鉄道>16日(金)始発は通常運転の見込み

山陽新幹線をはじめ、西日本のJRでは中国、四国を中心に運転見合わせとなっている路線があります。

台風は今夜には日本海に進みます。台風に向かって吹き込む南風が強まる近畿地方を中心に、交通機関への影響が拡大するおそれがあります。

西日本では16日(金)始発のタイミングでは鉄道の運行に影響を及ぼすような強い雨や風はない予想ですが、運転再開までに設備等の点検を行うため、列車の運行については最新の情報をご確認ください。

<高速道路>16日(金)は順次通行止め解除へ

車も列車も通らない瀬戸大橋
16時現在、神戸淡路鳴門自動車道や瀬戸中央自動車道の一部区間などで通行止めとなっています。

瀬戸中央自動車道の風は夕方までには収まる予想ですが、神戸淡路鳴門自動車道では深夜にかけて風が強い状態が続くため、もうしばらく通行止めが継続する可能性があります。

また、近畿地方では夕方から夜にかけて雨や風が強まり、影響範囲が拡大する可能性があります。

16日(金)朝には台風の影響はなくなりそうですが、通行止め解除タイミングは、高速道路の安全確認の状況によって変化する可能性があります。
高速道路を利用する予定がある場合は、最新情報をこまめにチェックしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート by ハロタクさん