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台風接近の影響で、日本海側は災害級の暑さに 新潟県高田で今年全国初となる40℃を観測

2019/08/14 12:41 ウェザーニュース

大型の台風10号は種子島の南東を北北西に進んでいます。

日本海側では
・(台風がもたらす)暖かく湿った空気
・強い日照
・フェーン現象
という昇温の条件が揃い、気温がグングンと上昇。災害級の猛烈な暑さになっています。

最高気温上位は新潟ばかり

新潟県上越市の高田では12:17に40.0℃を観測。5月26日に北海道佐呂間で観測された39.5℃を超えて、今年全地点で観測された最高気温の1位となりました。40℃以上の気温が観測されたのは今年初めてです。

最高気温のランキング(12時まで)を見ても新潟県が特に目立ち、日本海側のエリアで独占しています。

1 39.5 ℃ 高田(新潟県)
2 39.2 ℃ 三条(新潟県)
3 38.4 ℃ 寺泊(新潟県)
4 38.0 ℃ 松浜(新潟県)
5 37.8 ℃ 中条(新潟県)
5 37.8 ℃ 新潟(新潟県)
7 37.6 ℃ 山口(山口県)
8 37.5 ℃ 大潟(新潟県)
9 37.2 ℃ 鳥取(鳥取県)
10 37.0 ℃ 長岡(新潟県)

午後も気温が下がる要素はなく日が暮れるまで猛烈な暑さが続きます。日が暮れても30℃を超える深刻な暑さで熱中症対策が欠かせません。空調を十分に利用して暑さ対策を万全にしてください。