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東北は山を境に天気が一変

2019/08/14 10:01 ウェザーニュース

西日本に近づいてきている大型の台風10号。その接近に伴って北海道から九州の太平洋側は広い範囲で曇りや雨となっていますが、その中でもエリアによる天気の差が顕著なのが東北エリアです。

奥羽山脈を境に青/灰

衛星画像:NICT提供
東北エリアでは、岩手県や宮城県など太平洋側は海からの湿った空気の影響で曇りや雨。

一方、秋田県や山形県など日本海側は雲一つない青空が広がっています。

これは、雨雲が奥羽山脈に妨げられているためで、ひまわり8号の画像を見ても違いは歴然です。

気温もぜんぜん違う

天気の差によって、気温の差も大きくなっています。

曇りや雨の太平洋側では9時の時点で20℃台前半、晴れてフェーン現象が効いている日本海側ではすでに30℃を超えている地点もあります。

この天気分布は今日いっぱい続く見込みです。

日本海側のエリアは猛暑日になる地点もあるので、熱中症対策を万全にしてください。
» ピンポイント天気予報

参考資料など

秋田県:ウェザーリポート by ミキリンさん
岩手県:ウェザーリポート by タコボさん