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超大型台風10号 接近前から警戒レベルの高波に 接近時は高潮も注意

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2019/08/13 16:07 ウェザーニュース

超大型の台風10号は15時現在、種子島の南東約490kmにあって、時速15kmの速さで西北西に進んでいます。
中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は30m/sで広い暴風域を伴っています。
台風はこの後も北西方向に進み、15日(木)には強い勢力で西日本に上陸する見込みです。
>>最新の台風情報

すでに海では白波が立っている状況

13日(火)15時頃 徳島県美波町の海岸の様子

台風が超大型なため、西日本・東日本の太平洋側では、各地で台風接近前から高波が打ち付けています。

徳島県美波町でも、今日13日(火)白波が立っている様子が撮影されました。

天気が落ち着いていても高波に注意

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台風の接近に伴って西日本・東日本の太平洋側や南西諸島の沿岸では警戒レベルの高波が続きます。

お盆休み期間にも水の事故が多発しています。天気が比較的穏やかでも、海のレジャーは高波やうねりが入り危険です。できるだけ、海でのレジャーは控えるようにしてください。

台風が通過する15日(木)は高潮にも警戒

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また台風10号が日本列島を通過すると予想される15日(木)は、潮位の変動が大きくなる大潮の時期になります。

台風の接近と満潮の時間が重なると、沿岸部や川の河口付近では、海の水が湾内や堤防を乗り越えて浸水する危険がさらに高まります。

様子を見に行くなどの行為はやめて、海岸付近には絶対に近づかないようにしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート by レガシィワゴンさん

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