各地の波高&周期
国土交通省港湾局によると、12日(月)10時の波高は宮崎県細島港で2.75m、高知県高知港で2.16m、静岡県御前崎港で2.33m、茨城県鹿島港で1.45mを観測しています。
また、周期を見ると10~12秒程度と長いことがわかります。
この周期の長さは”うねり”の特徴です。
また、周期を見ると10~12秒程度と長いことがわかります。
この周期の長さは”うねり”の特徴です。
”うねり”とは?
うねりは離れた場所の発達した風浪が、余波となって伝わって来た波のことです。遠くから伝わってくるので、波長が一定で長く丸みを帯びた波になります。見た目で気づきにくく、崩れにくい波になります。
見た目で気づきにくいうねりが、陸近くの浅い海域に達すると、豹変することがあります。
見た目で気づきにくいうねりが、陸近くの浅い海域に達すると、豹変することがあります。
危険な”うねり”に注意を
海底の摩擦の影響で、うねりの前方にブレーキがかかり、うねりの後方が追いついて波長が短くなる一方、波が急激に高まるのです。海底が浅くなるほど、高まりが傾向が強くなって、波頭が崩れて覆いかぶさるように岸に打ち寄せます。
一番の注意すべきポイントは、晴れていて、風がない穏やかな状況で、うねりがやってくるということです。天気は海のレジャーにもってこいでも、じつは海岸近くは隠れた危険が潜んでいます。
すでに各地で水の事故が相次いでいます。遊泳が禁止されているエリア等で海に入ることは避けてください。
一番の注意すべきポイントは、晴れていて、風がない穏やかな状況で、うねりがやってくるということです。天気は海のレジャーにもってこいでも、じつは海岸近くは隠れた危険が潜んでいます。
すでに各地で水の事故が相次いでいます。遊泳が禁止されているエリア等で海に入ることは避けてください。