国内:福島県沖でM6.4 最大震度5弱の地震
前週の4日(日)19時23分頃、福島県沖を震源とするM6.4の地震が発生しました。宮城県石巻市、亘理町、福島県双葉町で震度5弱を観測。関東から東北にかけての広い範囲で震度3~4の揺れを観測しています。この地震による津波の発生はありませんでした。
福島県沖を震源とするマグニチュード6以上の地震は今年の3月11日以来、宮城県や福島県で震度5弱以上の揺れを観測するのは2017年以来のことです。(宮城県 2017年2月28日以来、福島県2017年10月6日以来)
福島県沖を震源とするマグニチュード6以上の地震は今年の3月11日以来、宮城県や福島県で震度5弱以上の揺れを観測するのは2017年以来のことです。(宮城県 2017年2月28日以来、福島県2017年10月6日以来)
地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。また、ウェザーニュースが独自に設置しているYureステーションによる揺れのデータを見ると、仙台市泉区では強めの横揺れが1分強と長時間に渡って継続しました。
これらからプレート境界で発生した海溝型の地震と推定されます。
福島県沖では今回とは違うメカニズムではあるものの、2016年のM7.4の地震が発生するなど、しばしば大きな地震が起きています。マグニチュードが7に近づくと津波発生のリスクが出てきますので、注意が必要なエリアです。
これらからプレート境界で発生した海溝型の地震と推定されます。
福島県沖では今回とは違うメカニズムではあるものの、2016年のM7.4の地震が発生するなど、しばしば大きな地震が起きています。マグニチュードが7に近づくと津波発生のリスクが出てきますので、注意が必要なエリアです。
世界:台湾付近でM5.9の地震、人的被害も
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は発生していません。
台湾付近で8日(木)朝にM5.9の地震が発生し、震源付近を中心に日本の震度階級で5~6に相当するような大きな揺れに見舞われました。台北でも震度3程度の揺れを観測しています。この地震で建物の被害や停電などが発生し、倒れたものので亡くなった方もいました。
台湾では今年4月に今回の震源よりも少し南でM6.3の地震が発生し、震源付近で最大震度7を観測しています。
台湾付近で8日(木)朝にM5.9の地震が発生し、震源付近を中心に日本の震度階級で5~6に相当するような大きな揺れに見舞われました。台北でも震度3程度の揺れを観測しています。この地震で建物の被害や停電などが発生し、倒れたものので亡くなった方もいました。
台湾では今年4月に今回の震源よりも少し南でM6.3の地震が発生し、震源付近で最大震度7を観測しています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。