お盆に西日本に接近・上陸のおそれ
台風10号は、予報円が大きいことからもわかるとおり、進路がまだ明確に定まってはいません。進路次第で影響の出る地域や期間が変わるため、今後の情報に注意するようにしてください。
世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、北西に進んで四国の南へ向かう傾向は揃っているものの、その後の進路にはばらつきがあり、正確な台風の進路を特定するのが難しい状況です。
昨日までの計算結果比べると、西よりの進路を予測するものが多くなっていますが、まだ断定は出来ません。
昨日までの計算結果比べると、西よりの進路を予測するものが多くなっていますが、まだ断定は出来ません。
大雨・暴風警戒地域は進路次第
もし台風10号が予報円の中心を進んだ場合、特に西日本の太平洋側でまとまった雨が降り、総降水量が500mmを超えるような大雨となるおそれがあります。
四国の山沿いを中心に、進路が東寄りとなった場合には近畿南部や東海の山沿いでも、西よりとなった場合には九州南部などでも雨量がかさむ見通しです。進路次第で影響の大きい地域が変わるため、今後の情報に注意するようにしてください。
四国の山沿いを中心に、進路が東寄りとなった場合には近畿南部や東海の山沿いでも、西よりとなった場合には九州南部などでも雨量がかさむ見通しです。進路次第で影響の大きい地域が変わるため、今後の情報に注意するようにしてください。
太平洋沿岸では既に波が高いため、海水浴等注意
連休で海水浴や釣りなどのマリンレジャーを予定されている方も多いと思いますが、九州や四国、本州の太平洋側では既に波が高くなり始めています。急にやってくる大波に十分注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風10号のクローサ(Krosa)は、カンボジアが提案した名称で「鶴」のことです。
台風10号のクローサ(Krosa)は、カンボジアが提案した名称で「鶴」のことです。