最高気温が高いほど、熱中症搬送者数は増加
気温が37~38℃まで上昇すると体温調節が困難になり、熱中症による命へのリスクも大きくなってきます。
ウェザーニュースが過去に調べた、気温と熱中症搬送者数の情報では、最高気温が高ければ高いほど、熱中症搬送者数は増加する傾向が見られました。(調査期間:2010年7月19日~25日)
ウェザーニュースが過去に調べた、気温と熱中症搬送者数の情報では、最高気温が高ければ高いほど、熱中症搬送者数は増加する傾向が見られました。(調査期間:2010年7月19日~25日)
気温が37℃を超えると非常に危険
特に調査期間の最高気温の平均が36~37℃で、そのうち最も高くなった日の気温が37~38℃に達していたところでは、複数の方が亡くなってしまいました。
つまり、一般的な体温を超える37℃以上まで気温が上がると、熱中症の危険性はより高くなり、命にも及ぶと考えられます。
>>現在の熱中症危険度は?
つまり、一般的な体温を超える37℃以上まで気温が上がると、熱中症の危険性はより高くなり、命にも及ぶと考えられます。
>>現在の熱中症危険度は?
こまめな熱中症対策を
こまめに水分を摂ったり、日陰や冷房の効いた建物内に入って涼をとるなど、熱中症対策をしっかりとするようにしてください。
>>この先1週間の気温
>>この先1週間の気温
夜にも潜む熱中症の危険
また、夜になっても気温が下がらず、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜となり、寝苦しく感じる日も続いています。
実は夜に寝ているときにも熱中症になってしまう危険があります。そのために就寝時にも対策を行ってください。
実は夜に寝ているときにも熱中症になってしまう危険があります。そのために就寝時にも対策を行ってください。
1、 エアコンはつけたままで
温度は27℃で、風量は“弱”や“微”など弱めに設定し、風は直接体に当たらないようにしておくと、風邪をひいてしまうなどの心配も少なくなります。
また、就寝の30分程度前からエアコンのスイッチを入れておくと、あらかじめ快適な空間がつくられているので、さらに眠りやすくなりおすすめです。
また、就寝の30分程度前からエアコンのスイッチを入れておくと、あらかじめ快適な空間がつくられているので、さらに眠りやすくなりおすすめです。
2、部屋全体を快適な温度に
理科の授業などで習ったように、熱い空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい傾向にあります。そのため、空気を循環させ、寝室全体を快適な温度に保つため、エアコンと併せて扇風機やサーキュレーターをエアコンの送風口や天井などに向けて活用するのがおすすめです。
3、背中のムレを防ぐ
夏には背中の湿度が80%以上に達することがあるといわれ、この背中の湿度上昇が原因で眠れなくなる人も多いようです。
背中のムレを防ぐには、熱伝導に優れ吸放湿性に富む麻のシーツや、通気性のある立体メッシュ、吸湿性のあるいぐさのシーツなどがおすすめです。
また、抱きまくらの使用も背中があいて、わきや膝の間にも隙間ができるので、体感が涼しく、同時に安心感も得られるのでよさそうです。
背中のムレを防ぐには、熱伝導に優れ吸放湿性に富む麻のシーツや、通気性のある立体メッシュ、吸湿性のあるいぐさのシーツなどがおすすめです。
また、抱きまくらの使用も背中があいて、わきや膝の間にも隙間ができるので、体感が涼しく、同時に安心感も得られるのでよさそうです。