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熱戦続く甲子園上空に虹のカーテン 環水平アーク出現

2019/08/08 13:31 ウェザーニュース

今日8日(木)も厳しい暑さとなっている近畿地方の空に、環水平アークが現れました。

上空高い所に広がる氷の粒で出来た雲が太陽光線を屈折させて作り出す虹色の帯で、太陽高度の高い時に見ることが出来ます。

熱戦が繰り広げられている甲子園球場の上空で見られるなど、兵庫県内から多数目撃されており、大阪府内でも一部で見られています。

近畿は午後も暑さに注意

今日の近畿エリアは上空の薄雲が中心で、雷雲が発達する可能性は低く、熱せられた空気を冷やす夕立は期待薄です。

虹色現象が一服の清涼剤になったものの、午後も暑さにご注意ください。

虹色現象はいろいろ

太陽の周りに見ることができる虹色現象には、いろいろなものがあり、それぞれに名前がついています。

今回紹介した「環水平アーク」は虹色現象の一種で、氷の粒で構成される高層の雲がプリズムの役割をして、太陽の光を反射・屈折・回折することで、虹色の光の帯が出現する現象です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート by シナモンロールさん